チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

就職活動行脚(あんぎゃ)



2ヶ月ほど前から 就職活動をしている
就職活動という言葉は、なんだかアメリカではしっくりいかないな~・・・

アメリカ北西部(ワシントン州、オレゴン州)を中心に
アメリカのあちこちに 履歴書やカバーレターをオンラインで送る

昨今の職探しは すべてオンラインでなされるのだ・・・・
あ~、なんと時代は変わってしまったものよ・・・ (年寄りの愚痴)

アメリカの履歴書は 日本の昔ながらのものとはまったく違い、
自分なりの個性を活かしたり、自分らしさを主張したり、
読み手に伝わりやすい書き方を工夫して 自作する

それをそのまま添付して送ることができるサイトもあれば、
相手側の独自のサイトに埋め込んでいくほうが ほとんどで、
一つ一つタイプしていくのには、すごく時間がかかる・・・・ ゲゲー・・・

おそらく20軒以上の病院に 申し込んだのだが、
しばらくは なしのつぶてで、しょんぼり・・・・・
ところが、それは嵐の前の静けさだったようで・・・

ここ2~3週間、突如病院側が動き出し、
同時に4つの病院での面接が次々と決まった

仕事を休んで ケンタッキー州にも面接を受けに行ってきた
うまい具合に飛行機のつなぎがいかなくて
中南部のケンタッキーに行くのに、シカゴまで飛んで 
そこから往復13-14時間かけて車で移動 (もちろん運転手は夫)

途中、イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州を通って
これでもか、これでもかというほど とうもろこし畑の中を飛ばしてケンタッキーへ

体力とお金と時間をかけて 面接に挑んだ甲斐があって
ケンタッキーの総合医大病院から 一発目のオファーが来た!

喜ぶのもつかの間、そのまま受け入れられる条件ではないため
これからナゴシエーション(交渉)だ~
ひえ~ぃ、そんなの苦手~
日本式なら 二つ返事で 「はい」と合格を受け入れて
つべこべ言わずに 雇ってもらえたのだから感謝して 何でも受け入れるところ

そして同時に ほかの2つの病院からも2次面接の連絡が入った
(そのうちの一つは ランチを食べながらというのもあり おもしろそう)

どの病院もすばらしい個性があり、施設としての魅力や 病院としての医療の評判、
私のチャプレンとしての適性や 個性、将来への方向性なども踏まえて
いろいろな質問をしながら 同時に複数の病院とのやりとりだ

この4つの病院のうちの一つに 落ち着くことができるのだろうか
それとも、4つともうまくいかなくて、
このまま就職活動を継続し続けなければならないのか・・・・

あ~~~~~~~

こちらの面接では (チャプレンの面接だからかな?)
困難なシチュエーションに対応する能力があるかを調べるため
考えも及ばないような質問が複数の面接官から次々と投げかけられる

緊張の連続で 精神的にも 肉体的にも疲れる~~~

今の職場のボスは、自分が現場で1年間育てたチャプレンが
よい仕事につけるよう、全面的に協力してくれ、休みだって簡単に取らせてくれる
ここ軍人病院での訓練は8月末で終わり、9月末まで働く契約だ

夫も全面的に協力してくれ 私より真剣になって考えてくれている

なんとか、早いうちに自分の希望にあったところに雇われたいと願っている

さて、どうなることやら・・・・