ボランティア講座
9月のある日、夫が
「FEMA (フィーマ)のボランティア講座に一緒に行ってみないか」
と誘ってきた
フィーマとは Federal Emergency Management Agencyの略で
日本語ではアメリカ連邦緊急事態管理庁
大災害に対応するアメリカ政府の機関で、天災・人災に対応する安全保障省の一部だ
災害が起こるたびに ニュースでFEMAの活動も報道されている、あの団体か
ボランティアを要請するための講座が 毎週土曜日に4回行われ、
全部の講義に出席すると 基本的なボランティアの資格が与えられるという
このところ、南部のハリケーンや 洪水のニュースを見て
他人事として、片づけてはおられないねという感じで
何かできることがあるのかもしれないし、興味あるわってことで さっそく登録
実際に行ってみると、
フィーマと直結している ローカル(地域)の組織で
CERT (サート)という機関の講座だった
CERTとは Community Emergency Respond Teamの略
CERTのボランティアは 警察や消防署お協力し、
地域が天災に見舞われた際に、初歩的な消防活動や 応急処置、救助活動など
限られた対応をする
サートボランティア活動の様子
インターネットより
行ってみると、私たちのように夫婦で参加している人がほかに2組と、
全部で14名の参加者がいた
講義と訓練は近所の消防署で行われ、
消防活動や、物の下敷きになって動けない人の救助の仕方、
骨折の応急処置、倒れている人の査定の仕方などなど
講義を受けては実践訓練を受ける
昨日、全行程を終えて、無事に卒業することができた
もし、この地域で何かがあったら 役に立てるだろう
これは、まだまだ基礎訓練であり、
この上にまだ2段階の訓練があるのだが、受けるかどうかはまだわからない
シアトルの近郊は、幸いなことにそれほど天災がない
これからあると言えば、火山活動に関連する地震だろうか・・・
夫婦で一緒にクラスをとるのも なかなか面白かった