チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

新しい家族のメンバー

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ジムは、いつも「リエはもっといい生活をするべきなのに、僕が学生をしていることで、外国に来てまで苦労ばかりさせてスマナイ。本当に感謝しているよ。」と口癖のように言っていた。

ある日、ジムが「リエは犬が大好きだから、内緒で買って来てプレゼントしよう思っていたんだけど、
運転しながら子犬を抱くことはできないから、一緒に買いに行こう。」と言った。

私は、二人とも忙しい生活なので、犬を買うのは賛成ではなかったが、
ジムに強く勧められて、ともかくペットショップに行く事になった。

ペットショップには、それはかわいいヨークシャーテリアの子犬がひとりでケージに入れられていた。
実家でも、ジュリという名のヨークシャーを飼っていたので、私はヨークシャーが特に好きだった。

「すみません。抱っこさせてもらえますか?」
抱っこしてしまえば、もう飼うと決めたも同然だった。
こんなにかわいい犬をどうしてあきらめることができるだろうか。

結局、飼わないと言っていた筈が、ちゃんと抱いてつれて帰ってきた。

茶色のココア色にちなんで、「ココ」という名前をつけた。

ココは、頭がよくておりこうさん。
特に私によくなついて、ジムから私を守ろうと言う行動を示したりした。

ココは私たち夫婦の生活にたくさんの喜びをもたらしてくれた。