チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

2007-06-13から1日間の記事一覧

新しい家族のメンバー

ジムは、いつも「リエはもっといい生活をするべきなのに、僕が学生をしていることで、外国に来てまで苦労ばかりさせてスマナイ。本当に感謝しているよ。」と口癖のように言っていた。 ある日、ジムが「リエは犬が大好きだから、内緒で買って来てプレゼントし…

Noと言える日本人

ユージーンの教会の前で 中華料理店でウエイトレスをするようになって、私は色々なことを経験した。 店のオーナーからは、「リエは同じアジア人なのだから、私たちと同じ仲間よね」と言われるかと思えば、 「昔、日本人が、私たち中国人に何をしたか知らない…

ユージーン市での新しい生活

ユージーン市 ジムの希望していたユージーン聖書大学に編入するために、私たちはまた引越しをした。 アメリカに来てから2年で2回目の引越しだった。 また、トラックを借りて、すべてのものを積み込み、長距離のドライブをしてユージーンに来た。 アパート…

日本への一時帰国

空港に迎えに来た父と妹 1986年7月、ジムと私は1ヶ月の予定で、日本に遊びに来た。 帰国の1ヶ月前から、母に頼んでタウン誌に「英会話教室」の宣伝を載せてもらい、アルバイトの準備。 ところが、帰省する前から、電話がかかり始め、「あと2週間しないと戻っ…

ダニエル夫妻

ダニエル夫妻とリエ スポケーン市の教会で行なわれた世界宣教の大会で、壮年の夫婦に出会った。 そのご夫婦は、ダニエル夫妻。 彼らは、熱心なクリスチャンで、中国 特に台湾の人々にキリスト教が伝わり、真の幸せを得るようにと 多くの献金をささげ、台湾の…

チャレンジャー号 墜落

誰でも、社会的な大事件が起こったとき、自分がどこで何をしていたか、同時に思い出すことができると思う。 たとえば 同時多発テロの「911」。 あの事件が起こったとき、自分がどこでどんな生活をしていて、このニュースを見たかはっきりと思い出せる。 …

Kさん

スポケーン近郊の麦畑 何かのきっかけで、日本人女性のKさんと知り合った。 Kさんは、日本にモルモン教の宣教師として来ていた男性と知り合い、結婚、渡米したという。 アパートに住んで1歳の男の子を産み育てていた。 彼女は、日本人の知り合いがいない…

リビア空爆

ある休日 私たち夫婦はスポケーン市内のショッピングモールでウィンドウ・ショッピングを楽しんでいた。 そこで、ニュース速報が入り、人々がテレビの前に群がり始めた。 人々は、戦争が始まるかもしれないという不安にテレビに見入っていた。 私たちも人に…