チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

カナダ小旅行

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              スタンレーパークで(私の大好きなジムの写真)

ジムと私は、骨休めをしたくなり、カナダ旅行を思い立った。

思えば以前、ワシントン州の半島から カナダに渡ろうと、まさに今、フェリーに乗るというときに、

ココを車に乗せていたことで行けなかった悔しい経験がある。

当時カナダとの国境は、アメリカ人であればパスポート無しで入国できたが、犬はそうはいかなかったのだ。

テロの関係で、おそらく今はそんなゆうちょうなことはできなくなっているのだろう。


今回は陸路で フリーウェイを使い、ポートランドからシアトル経由でバンクーバーに行った。

ストレートで7時間半ほどでバンクーバーに着く。


スタンレーパーク、キャピラノ橋、ダウンタウンを回り、ビクトリア島にも渡り、博物館、ブッチャード・ガーデンまで足を伸ばした。

カナダは自然が雄大で美しく、オレゴンとは一味違う。

人から、「カナダの大自然を見てしまうと、オレゴンの自然のありがた味が薄れるから、

なるべくカナダへは行かない方がいい」と言われたことがあるが、

本当に その意味がわかると思わせるほどに カナダは美しい。


旅行好きのジムは、その土地の食べ物から文化、どんなことにも興味津々で すごく楽しそう。

朝から、スケジュールを組んで、あちこちに連れて行ってくれるので、飽きると言うことが無い。

こちらの体力さえあれば、いくらでも遊ばせてくれる人。

ジムは、次に来るときには、私の両親を連れてきてあげようと言った。

その2,3年後に その計画は実行されたが、また後のブログに書きたいと思う。


私たちがカナダ旅行を楽しんでいた頃、両親は今回は行かないで家で留守番すると言った。

当時 人けのない山の上の一軒屋(6千坪の敷地)に住んでいたため、

母は「英語のできない私たちを置き去りにして、よく旅行なんていけるわねー。
   あんたたちが行っている間に 殺されていても、誰にも発見されずに、死んでるわ。」

物騒なことを言っていたが、もちろん何も起こらなかった。

ジムは安全を考え、犯罪を恐れて山に行ったのに、両親は(特に母は)孤立しすぎていて怖がっていた。
皮肉な話だ・・・・。

私たち夫婦は、お金も時間も無かったが、なんとかやりくりして、時々旅行を楽しんでいた。

ジムと一緒の楽しい思い出がたくさんあって、私は恵まれている。