チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

ペストガ・ハウス

 
今週末は、チャプレンの週末担当となり、金曜日の夕方から月曜日の朝まで 病院に詰めている。
 
いつも宿泊するはずの病院内の部屋が、何らかの理由でドクターに占領されてしまったとかで、
 
ペストガ・ハウスに泊めてもらっている!  (ラッキ~!)
 
というのも、このペストガ・ハウスは 患者の家族用に準備されている素敵な宿泊所なのだ。
 
 
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この地域で 有志だった マリオ・ペストガさんは、遠い地域から重病患者を見舞いに来る家族たちが、
 
何泊もホテルに泊まるのは、経済的に大変ということで、かなりの額を寄付され 建てられたハウス。
 
他にもたくさんの賛同者が寄付をして 病院の敷地内に 立派なゲストハウスが建てられた。
 
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           マリオさんの言葉 「父は働くことを教えてくれ、母は施すことを教えてくれた」 (写真横)
 
 
 
中央にあるリビング・ルームは 暖炉があってとても 落ち着いた雰囲気の部屋。
 
患者さんの家族達は、完全に とはもちろんいかないまでも かなり心配や緊張がほぐれるだろう
 
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テーブルの上には、カラフルな鳥のパズルが広げられていて、ところどころ できつつある・・・
 
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広々としたキッチンとダイニングには、自由に使える調理用具が 備えら得ているし、
 
基本的な食材も用意されている。 (スパゲティーなど簡単にできるもの)
 
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廊下にも 椅子が置いてあり、インターネットも使えるようになっている。
 
                                    私の部屋のドアはここ ↓
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12の部屋が準備されていて、看病の合間に 疲れを癒すことができるようになっている
 
そして、料金は取らずに、すべて献金でまかなわれているところが すごい!
 
 
マリオ・ペストガさんは、ごく最近亡くなられた。(1月)
 
人のためになるよいことをされた ペストガさん、多くの人に惜しまれたという。
 
 
3泊も ペストガ・ハウスに泊めてもらえるなんて、なんだか申し訳ないな~