チャプレンのブログ・ALSなんか大嫌い

アメリカでチャプレンとして働いています

多忙



ブログを更新しないまま、かなりの時間が経ってしまった
時々、このブログをのぞきに来てくださっている方々には申し訳ない~!

私は ごくごく元気でやっている
チャプレンの仕事・訓練での忙しさと、レクリエーションと 休養と・・・
何事にも一生懸命やっているうちに 時間が過ぎてしまった

また ぼちぼちブログを継続していきたいと考えている
考えることもたくさんあるし・・・
ブログを書いて 考えをまとめたりもできる・・・かな?

さて、仕事のほうは・・・

死期をむかえている多くの患者さんたちのケアーをしている
アメリカ人の死生観にも、文化、宗教、個人差があって興味深い

オレゴン、ワシントン州を含む ここ北西部では、
キリスト教、教会離れが進んでいることは よく言われているが、
実際に患者さんと向き合っていても それがよくわかる

アメリカ人の個人主義の現れとも言えるのだろうが、
組織化された宗教というものに 疑問を感じ
聖書の中身を信じ、実践しながらも、個人で自由な立場でいるという人が多い

アメリカ人にとって個人の自由は 死に関することでも大事な問題で、
自由を尊重するがゆえに、生き方も、死に方も 自由という権利のもとにある

患者さんの中には、尊厳死を選ぶ人もいるし (オレゴンでは安楽死が合法)
自分なりの行き方、死に方を コントロールしたい意志が強い
その流れでいくと、医療の選択や 遺言にも すすんで取り組むということになる

個人差を踏まえたうえでの スピリチュアル・ケアは
コミュニケーションがこの上もなく大事になってくる

試行錯誤と 学びの毎日だ


ハイキング フォールズ・クリーク・フォールにて

イメージ 1